ミニチュアもちつき
今回は、自分でついたお餅を食べたら
きっとおいしいだろう。
それなら、臼も作ったら
もっとおいしいだろうという
安易な思いつきで
始めてしまった企画です。
調べると、
臼はケヤキで作られていることがわかりました。
なぜケヤキなのか理由はわかりませんでしたが
他の木材で作って失敗しても困るので
ケヤキの丸太を手に入れました。
ホームセンターには売っていません。
そこでネットオークションで手に入れたのです。
直径20センチほどのケヤキの丸太に
小さな穴をあけ、
きれいに削れば臼になると思いまして、
ちいさな穴だからと思って用意した
彫刻刀でしたが、
まったく削れません。
ケヤキが硬いのです。
木材に少しだけ詳しいイマギッシュは
最初から予想できていたようですが、
木材の知識がないディレクターは、
びっくりもんです。
木は種類によってかなりかたさが違うそうで、
特にケヤキは硬いのだそう。。。
ノミを手に入れてようやく彫れました。
一日かけてこれだけです。
翌日、やすりで表面を磨きます。
これもかなり時間がかかる。
13時間の格闘の末、
ようやく餅がつけました、とさ。
餅をつくときには、
かなりの力がかかります。ですから、
柔らかい木では変形してしまうので、
硬いケヤキを使うのでしょう。
今回は少量の餅をつくだけですから
柔らかい木でもよかったのかもしれませんが、
木材について詳しくなれたので
よかったとしましょう。
作った9種類のおもち
おいしくいただきました。
鏡餅はかざりました。