大安禅寺 令和の大修理
今回は１２年計画で保存修理工事が進められている福井市田ノ谷町の大安禅寺を訪ねました。
本堂の左手にあった塀中門。門から開基堂へと続くところにあった庭園・本堂前の樹木がなくなり、寺の様子が一変していました。
９月29日に行われたのが、一般の方を対象とした現場特別公開。工事を担当する方から詳しい説明があり、訪れた人たちは時折質問しながら興味深く現場を見学していました。
解体途中の客寮
大安禅寺では、現在、花菖蒲園のほうの入り口からから入ります。ご本尊は枯木堂に安置され、１１月３０日までは、本堂に入っていた襖絵も展示されています。
特別公開では、工事の内容、解体した材にみられる大工達の技、客寮や廊下の傷み、そして調査で確認されたことなどの説明がありました。
興味のある方は、ゆっくり動画もお楽しみください。
