福井の産業技術編
<FCTVでの放送>
4月24日~5月8日
今回のてくてく歩こさは福井県工業技術センターを訪れ、福井の産業技術を紹介します。
■最新の研究開発がここに!福井県工業技術センター
まず最初に訪れたのは、今年新たに設置された常設展示。
ここには、県内企業の優れた技術・製品や同センターの研究成果について、製品サンプルや写真が展示されています。
意外と知らない優れた技術がたくさん紹介されており、Yoshiもびっくり!!
福井にはすごい技術を持った企業がたくさんあるんですね。
続いて見せていただいたのは、今後の可能性を秘めた同センターが誇る新技術の数々!
まずは、織物製織中にICタグを自動で織り込む『ICタグ挿入装置』。
ICタグ以外でも同様の形状であれば織物内に挿入する事ができ、様々な用途への展開が期待されます。
この装置を使い、ぜひ福井からあっと驚く新商品が誕生するといいですね。
こちらの大きな装置は、『多相交流アークプラズマ装置』。
難しい名前の機械ですが、簡単に説明しますと5000℃近い熱を発生させる装置で、新材料の開発などに活かされています。
そしてこの装置で作られたのが、「カーボンナノチューブ」。
これは非常に強度のある物質で、なんとこれを用いて宇宙エレベーターを作るという構想まで出来たすごいものです。
しかし作るのが非常に困難で、金の2000円/gに対し、カーボンナノチューブ60000円/gという値段。
同センターで、カーボンナノチューブの生産効率をあげようと日々研究しています。
もしかしたら福井で生産されたカーボンナノチューブで宇宙エレベーターが作られる日が来るかもしれません!
この他にも多くの先端技術が同センターには、設置されています。
中・高生を対象にした先端技術体験見学や企業の技術研修なども行っていますので興味のある方は同センターまでお問合せ下さい。
福井県工業技術センター
福井市河合鷲塚町61字北稲田10
0776-55-0664
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