椿祭り2012編
<FCTVでの放送>
5月8日~22日
今回のてくてく歩こさは、坂井市三国町で行われた「椿祭り2012」を紹介します。
■コンセプトは自然と人間の関わり!
椿祭りは、現大湊神社宮司の考案で20年ほど前から開催されている神事です。
社殿での祝詞が終わると、竹矢を海に向かって放ち、悪を祓い安全を祈願します。
この「神射式」には、一般の人たちも参加する事が出来るので、来年参加してみてはいかがでしょうか。
意外と難しいようで、一回で竹矢を飛ばすのは難しいですよ。
椿祭り2012では、『自然と人間の関わり』をテーマに文化活動や芸術活動を表現するイベントが今回初めて開催されました。
そこで実行委員長の森岡さんに、イベントを案内して頂きました。
まず最初に訪れたのは、カモメクラブ。
とその前に、森岡さんに安島の迷路の様な道を案内してもらいました。
別れ道が多数あり、地元の人じゃないと迷うような路地を進むとたくさんの坂がありました。
坂の一つ一つに名前があり、その名の由来もあるそうですよ。
本当に迷路になっているので大人も子どもも楽しみながら散策できますよ。
ようやくたどり着いたカモメクラブ。窓から見える景色がとても素敵なお店です。
店内にはマスターが描いた安島の絵が飾られていました。
実は、この絵の存在をイベント直前まで隠していたマスター。
そのため、イベントのチラシに載せるには間に合わなかったそうです。
このイベントのおかげで、マスター以外にも芸術を手がける人達が多く見つかったそうですよ。
カモメクラブ
坂井市三国町安島23-32
0776-82-8088
続いて訪れたのは「哲坊庵」。
こちらは普段、ドイツ・ベルリンで活動中の画家 寺田琳の日本拠点として使われていますが、今回のイベントでは、全体のインフォメーション会場として利用されました。
イベントで展示されている作品の一部が飾られており、どこにどんな作品が展示されているのかがすぐに分かるようになっていました。
哲坊庵
坂井市三国町安島58-17-1
0776-81-4554
最後に訪れたのは、「おけら牧場 ラーバンの森」。
こちらは、自然との共生が実際に行われている場所です。
山崎さんはこの場所にたどり着いて、まず水の確保のため井戸作りから始めたそうです。
1ヶ月以上かけて井戸を作り、そして解体業を手伝う事で貰った木材で自分で家を建てたそうです。
物が溢れすぎた社会の中での生活に疑問を持ち、自然の中で生きることを選んだ山崎さん。
山崎さんの話は非常に興味深く、少ししか紹介出来なかったのが残念です。
ぜひ皆さんも、ラーバンの森を訪れ、山崎さんの話を聞いてみてはいかがでしょうか。
おけら牧場 ラーバンの森
坂井市三国町陣ヶ岡26-10-15
コメント