足羽山周辺のお寺
■運正寺 福井市足羽1-18-1
福井藩祖 結城秀康公の死去により、幕府の命で建立されました。
越前松平家の国表の菩提寺として1万坪の境内を持ち、他藩ではみられない壮大な廟所があったそうです。
門前に立つ案内板で、その当事を伺いしることはできますが、史跡自体は失われてしまい、今残っているのは、廟所への参道の石積みと墓石から作られた立派な寺号碑のみです。
■安養寺 福井市足羽1-10-9
安養寺は文明5年(1473)朝倉敏景公によって一乗谷に建立されました。
一乗谷の寺院の中では最も格の高い寺で、室町幕府15代将軍足利義昭公を迎え、
隣に御所が作られたこともあったそうです。
朝倉氏滅亡後、柴田勝家公によってこの地に遷されました。
境内には2本のしだれ桜とソメイヨシノがあります。
しだれ桜のほうは京都御所の桜の孫にあたるとか。
ソメイヨシノより濃いピンク色で本当に華やかな雰囲気です。
10年ぐらい前から桜の名所として知られるように安養寺。今年も多くの観光客が訪れ、カメラを構えていました。
ちなみに取材にいったのは4月7日、満開でした。
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