専福寺の大欅
大野市友兼にある専福寺を訪ねました。
創建は明らかではありませんが、はじめは大野町逆瀬川のそばにあって専西寺と号し、天台宗平泉寺の末寺だったそうです。応長元年(1311年)に親鸞聖人に帰依した専性という住職が真宗に改め専福寺に改称したと伝えられています。その後、中据(なかしがらみ)に転寺し、さらに生長元年(1428年)に蕨生(わらびょう)村に、そして40年を経て応仁2年(1468年)に友兼(ともかね)に移転しました。
境内には国の天然記念物に指定されている大欅があります。根周りは15.5m。あまりの大きさにびっくりです
高さは8m。以前は16mあったそうですが、残念なことに上のほうが枯れてしまい切り取ったのだそうです。そのとき、幹の腐食を防ぐために屋根が設置されたとか。
この欅の木は寺がこの地に建立されたときすでにあったと伝えられています。樹齢は800年ともいわれています。訪ねたとき、葉が少し色づき始めていました。10月後半、紅葉した大欅も見ものでしょうね。
福井県大野市友兼5-2
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