2025年5月22日 (木)

#432「はしもとみお彫刻展 音を刻むいきものたち」

今回は金津創作の森で開催されている「はしもとみお彫刻展 音を刻むいきものたち」を金津創作の森 学芸員の千葉由美さんと紹介していきます。

1980年、兵庫県生まれの彫刻家・はしもとみおさんの作る生きものたちは ぬくもりや息づかいまで感じられるほど、生きものたちそれぞれの日々の暮らしや思い出をも内包された生命の愛おしさが宿っています。

本展では、“音”をキーワードに、生きものたちが刻む音のリズムやハーモニーを交えながら、これまでの彫刻作品をはじめ、作品が完成するまでに丹念に観察した生きもののスケッチなど、制作の原点が見える資料を展示し、見ることだけにはとどまらない、目と耳を開くことから広がる空間を作り出します。

はしもとみおがつむぐ、愛くるしい生きものたちの世界をたっぷりとお楽しみください。

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金津創作の森 福井県あわら市宮谷57-2-19 https://sosaku.jp/

はしもとみお彫刻展 音を刻むいきものたち
会   期 :2025年4月19日(土)~ 6月15日(日)
時   間 :10:00~17:00(最終入場16:30)
会   場 :金津創作の森美術館 アートコア、野外美術館
休館日 :月曜日
観覧料 : 一般 800円、中学・高校生600円、小学生400円

     65歳以上・障がい者 各半額、300円

     障がい者の介護者(当該障がい者1人につき1人)無料

2024年11月18日 (月)

#431「アートドキュメント2024 岩崎貴宏 もし、アップルパイを最初からつくろうと思うなら、君はまず宇宙を作らなきゃ」

金津創作の森美術館 では現在、美術作家の岩崎貴宏(1975年、広島県生まれ)の個展、
「アートドキュメント2024 岩崎貴宏 もし、アップルパイを最初からつくろうと思うなら、君はまず宇宙を作らなきゃ」が開催中です。

福井は中生代の化石が多数発掘される手取層群や、新生代の火山活動で形成された東尋坊、
そのような地層から湧き出る芦原温泉といった悠久の時を感じさせる地が点在する一方、
福井まで延伸した北陸新幹線の存在や、原発県とも言われるほど原発が多く立地していることから、
岩崎氏はこの地を人類の活動が地質に影響を与えたとする「人新世」を含め、
時間の積層を強く感じさせる場所だと捉えます。

番組では、同館学芸員・千葉由美さんに同展の見どころを開設して頂きました。

ぜひご覧ください!

(2024年12月14日まで放送予定)

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金津創作の森 福井県あわら市宮谷57-2-19 https://sosaku.jp/

アートドキュメント2024 岩崎貴宏 もし、アップルパイを最初からつくろうと思うなら、君はまず宇宙を作らなきゃ
会   期 :2024年9月28日(土)~ 12月15日(日)
時   間 :10:00~17:00(最終入場16:30)
会   場 :金津創作の森美術館 アートコア
休館日 :月曜日
観覧料 : 一般 600円(400円)、65歳以上・障がい者 300円、高校生以下 無料
            障がい者の介護者(当該障がい者1人につき1人)無料

2024年11月 6日 (水)

令和6年秋季特別展「鉄の名工 越前明珍」

福井藩主越前松平家のお抱え金工「越前明珍」として知られる明珍吉久。

福井市立郷土歴史博物館では現在、
明珍を中心とする越前の鍛冶の作品の数々、さらに各地に伝存する魚鱗札を用いた「魚鱗の具足」、
全国の明珍派はじめ名工が手がけた「自在置物」などを一堂に集め、
江戸時代の金属加工技術の粋と、その中で確かな位置を占める越前明珍の軌跡を追った、
令和6年秋季特別展「鉄の名工 越前明珍」が開催中です。


番組では、同博物館学芸員・松村知也さんに同展の見どころを解説して頂きました。

ぜひご覧ください!

(2024年11月30日まで放送予定)

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福井市立郷土歴史博物館 福井市宝永3丁目12−1

公式WEBサイト http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/index.html 

 令和6年秋季特別展「鉄の名工 越前明珍」
会 期  令和6年10月19日(土)~12月1日(日) ※会期中は無休
観覧料  一般800円、高校・大学生600円
     ※中学生以下、70歳以上、障がい者とその付添人は無料。