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平泉寺白山神社

境内入り口にあるのは、菩提林。樹齢数百年の杉などの大木が見られます。中に通る道は舗装され、現在は車道として使われていますが、以前は馬に乗って通った道なのだそうです。

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車道脇には人が歩く石畳の道が残っています。石は平泉寺の僧が九頭竜川から手渡しで運んだと伝えられています。

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この道は日本の道百選、新日本街路樹百景選に選ばれています。

御手洗の池は白山信仰の原点ともいえる場所。白山の雪解け水が地下を通り、ここで地表に湧き出て作った池といわれています。澄んだ水に周りの木々の緑が映り、違う世界に入り込んだような気持ちになります。

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平泉寺白山神社は養老元年西暦717年、泰澄大師によって開かれたと伝えられています。

平泉寺が一番栄えていたのは中世。境内の中心域には48のお社、36のお堂が建ち、北の谷には2400坊、南の谷には3600坊が立ち並んでいました。

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昭和10年から現在の境内は国の史跡でしたが、平成16年にかつての境内全域200haに史跡を拡充。名称は、「白山平泉寺城跡」から「白山平泉寺旧境内」に変わりました。現在発掘調査が行われ、巨大な宗教都市の全容が明らかになろうとしています。勝山市は世界遺産の登録を目指しています。

平泉寺白山神社

福井県勝山市平泉寺

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