国指定名勝庭園 平家一門菩提寺 眞柄山花筐台 城福寺
城福寺は第50代桓武天皇の皇孫、平頼盛の嫡子保盛によって鎌倉時代に建立された浄土真宗のお寺です。ここは全国で唯一つの平家一門の菩提寺。ご住職は平家の直径の末裔だそうです
平家なのに生き残ることができたのは、頼盛の母、池禅尼が源頼朝の命を救ったことがあり、頼朝がこの一族に恩義を感じていたためとか。源氏を祖先としている福井藩主の松平家は、毎年、この寺を参詣していました。城福寺門前、現在茶畑になっているところは、大名行列の馬をおいておく場所なのだそうです。
お殿様のために作られた庭は国の名勝に指定されています。このあたりは、蔵一つ、井戸一つ つまり蔵一つ建てるのと井戸一つ掘るのは同じぐらい費用がかかると意味で、それぐらい、井戸は深くほらないと水がでてこないそうです。そのため、庭は枯山水。敷き詰められた苔が海をあらわしています。
城福寺
福井県越前市五分市町11-26
TEL:0778-27-1773
※庭園は拝観料 500円です。
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