12月 後編 「建築賞の家で暮らす」
ふくい建築賞とは、県内の優秀な建物を一般建築部門と住宅部門で表彰するもので、
2014年から始まり、これまでに8回行われてきました。
今回は住宅部門で最優秀賞を受賞した3件のお宅を訪ねます
福井市の中心部から徒歩10分。2016年に受賞した乾邸です。
設計:(株)アルス建築事務所
家全体に仕切りがたくさんあり、大きな部屋にも、小さな部屋にもできます。
夏は開け放って開放的に。冬は小さく仕切ってこじんまりと。フレキシビリティがある建物です。
まゆ:モダンなデザイン!大きな吹き抜けが開放的!
2件目は、鯖江市の郊外、田園地帯に建つ木津さんのお宅。2020年に受賞した建物です。
設計:h+ ARCHITECTS
一年間の太陽の位置を考え、夏は日射が入らないように、
冬は日射を暖房のエネルギーとしてとりこむ「パッシブハウス」の考え方で設計されています。
まゆ:薪ストーブって、やさいい暖かさで空気がやわらか。
3件目は、福井市のみどり図書館の近く。
昨年2021年に受賞した中村邸です。
設計:建築工房 英 -HANABUSA-
https://hanabusa-architecture.com/
地元の良い材料と職人の技を生かし、心地よい家族の居場所を考えて設計された家。
間取りの工夫で、光と風のとおり道をととのえました。
まゆ:木の香りに癒される!